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消えた日本人1億1千万人・・・少子化の闇 [日記・雑感]



11月4日(日曜日)、大阪市内難波OCATで新教育者連盟主催の講演会が開かれた。


13時から、新教連理事長・代田 健藏 氏の『 生命の教育 』というお話があった。戦後体制の下、日本人が変容してきた状況に触れられ、現代の日本人は「請求書ばかり出して、領収書がない」と言われたことが非常に印象に残った。色々な家庭、教育問題を話される中、後半は、いじめ問題の相談に回答された実例を挙げられた。相談者の親子に対し、イジメられる子はもちろん、イジメる子も本当は同じ良い子なのだと諭され、① 毎朝自分の方から明るく笑顔で「お早う!」と挨拶する ② 違うクラスの子に、いじめっ子のことを褒め、「○○ちゃんは素晴らしい、○○ちゃんにあこがれているんだ、でも、これは内緒よ」と伝える といったアドバイスをされたという。当事者の女の子は素直にそのことを実行し、後日イジメがなくなったと報告があったそうだ。



因みに、「挨拶」の挨の字は、開くという意味が、拶の字は、迫るという意味があり、「心を開いて一つになる」という意味になると話された。①の、イジメられている子供が自分から明るく積極的に声をかけるというのはまず自分から自分を相手に開放していくという行為で、想像できたアドバイスであるが、②の、イジメる子供を間接的に褒める、称えるという行為、しかも、相手に直接伝えるのではなく周囲の人たちに話す事はなかなか思いつかなかったことである。



イジメの対処方法として、世間では、転校したら良いという意見も多いが、例え、その時期イジメの行為者や現象から逃げることができても、更に上の学校に進んだ時、就職した時、婚家先と、いじめの問題は今後も起きうることなので、問題が起きたら出来るだけ早い時期に解決しておく方がいいと言われ、成る程と思った。



代田 先生の指導をそのまま素直に実行した女の子には感心したことに加え、挨拶してそれを無視されてもがっかりすることなく、これで私は1ポイント取ったと思えばいいと、その子が救われる受け止め方を添えられたところに先生の配慮ある指導を感じます。


そのほか、自閉症だっ小学生の女の子が、お母さんの「褒める教育」で絵を描く才能を発揮している実例も披露された。


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後半の講演は2時から始まり、日本航空大学校 学長の浅川正人氏の「日本人としてのほこりある教育を実践して」というタイトルの講話があった。


20年ほど前、著書「熱血先生奮闘記」を出された頃は、記憶では日本航空高校の教師をされていた。その石川校の校長を経て現在は大学校の学長になられたことを知った。「生命の教育」の平成29年11月号の記事によれば、浅川先生は「道徳訓育」を高校1年生から大学校1年生まで週1時間、「日本人としての誇りを持つ」ことを中心に置いて教えていると言われる。そうした日本人の心を学んでいることが、ラグビー部が〝花園〟に12年連続出場したり、野球部が創部7年目で甲子園出場したりと部活での成果を上げているだけでなく、この少子化の時代、高校は720名、大学校は485名と入学希望者がどんどん増え、航空大学校は創立以来、13年連続で就職率が100パーセント、キャビンアテンダントは平成29年度に21名合格するほどの全国トップクラスインを果たした秘訣だとはっきり言われた。



さて、今回浅川先生の話で最も衝撃的だったことは、先進国一の堕胎天国日本の実態である。先生の「生命尊重の教育」の話の糸口は、先生自身の誕生時のことも出され、経済的な理由で中絶、堕胎をするべきではないと強く主張される。先生は、子供はちゃんと「福田 」を持ってうまれるから、その時の経済事情で簡単に中絶すべきではない、自分が生まれてから自分の家庭の経済が段々上向きになって行ったことをユーモアたっぷりに話された。そもそも堕胎、中絶という行為は殺人である。私は女性で、結婚をして子供を授かったが、人生においてこの中絶という罪を犯さなかったことを良かったと心から思う。



敗戦後の昭和23年、優生保護法が制定された。戦後のベビーブームの到来で、大和民族が再び増加するのを恐れた占領軍が、日本弱体化の為母体を保護するという隠れみのを使い、経済的理由があれば胎児を中絶出来る(殺せる)という法 (浅川先生の言葉によれば、毒まんじゅう入りの法律)を作らせた。


この優生保護法による中絶数の多さは20代後半の頃から、先の大戦で亡くなった方よりはるかに上回るとか聞いてはいましたが、戦後の70数年間で、なんと【1億1千万人】に達すると聞き驚愕すると共に怒りがこみ上げてきました。これは類推ではなく、厚生労働省統計情報部による、昭和24年から平成24年までのデータを示して説明された。折しも、日本文化チャンネルさくらの水島 総氏が10月末か11月初め頃の番組でこの【1億1千万人】という中絶数を話題にされ、この講演会での数と一致している。


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最近、一庶民の私さえ、移民導入法には国民として危機感を抱いていた。政府や経済界の意向は労働力不足や今後も続く少子化対策だというが、問題のすり替え、現状認識のなさを露呈している。


今回次のことを記したい。
先ず第一に、優生保護法は言葉のまやかしで、胎児殺人法!
日本人は戦後長きに渡り、1億1千万人という生命を抹殺するという悪業を犯してきた
(勿論、母体そのものが危うい等特別な理由は認められるべきだと思う)

1億1千万人(1人の母親が何回も中絶を繰り返す事例もあるにせよ)の胎児が殺されたと
いうことは、のべで1億1千万人の殺人行為が存在する(父親の数を入れると一体どうな
るのだろう!


第二に、 今移民受け入れの問題が起きているが、自国民を殺し、外国人で穴埋めするのは論外!
国内の非正規労働者やニート、引きこもりの人は数百万人に達するという。保守系番組で
は、この人たちを生かし、再教育して行く必要性を主張しているが、先ずは、母体保護法
(旧優生保護法) の改正が必要。


占領軍に仕組まれたものとはいえ、母体保護法によって命を失われた日本人は今の人口に迫るものと知り、国民の犯した悪業に暗澹たる気持ちになりました。このブログを読んで賛同する方が1人でもいて、選挙民としてどこかで意思表示して下さると嬉しく思います。


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