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ノンフィクション作家・関岡英之氏の訃報に接して (その2 ) [日記・雑感]



1月22日夜。

Youtube の検索で、水間政憲氏のフリー動画サイトが目に留まった。そのタイトルには、関岡英之氏の名があった。

* フリー動画【水間条項国益最前線3000】 第162回のタイトルは、【追悼 「盟友: 関岡英之氏」
「 女性宮家最終戦への告知」】で、1月17日にアップされていた。

水間氏の事は例の「日本文化チャンネル桜」の番組でかなり前から知っていた方です。

水間氏はこのご自分のサイトで、関岡氏が昨年5月に亡くなっておられたということにショックと無念の思い、そこから抱いたいわば鎮魂を込めたリベンジを決意されている。

最初に思ったのは、先述の「日本文化チャンネル桜」の水島社長と同様、関岡氏のことを盟友と思っていた水間氏も関岡氏の死を最近まで知らなかったという事実である。桜の番組の1つ、【Front Japan桜】の追悼番組に出ておられた関岡氏の実父(お名前を失念)を含めたご家族の意向によるものなのか、関岡氏が日頃託されていた意思によるものか、私のような一視聴者には計りかねる。しつこいようだが、何故そこまで公にしなかったのか、突然の死としか第三者には思えないからこそ判然としないものがあった。

水間氏の話を聴くと、少なくとも関岡氏との交流は10年前から続いていたと思われる。


【Front Japan桜】に父君と同席されていたウィグル人女性のムカイダイスさんは、聞き間違いでなければ、関岡氏の本と関岡氏の存在を知ったのは、昨年3月に彼女が入院中に同胞のウィグル人から「帝国陸軍ー見果てぬ『防共回廊』」を伝えられた時だという。そこから関岡氏との交流が始まり、この本のウィグル語への翻訳も快諾され、これから色んな交流が深まるかに思えた5月に亡くなられたのだから、なんという束の間の出来事であったろうか! ウィグル語に見事に翻訳された本の紹介文では、関岡氏の写真も掲載されていたのがせめてもの供養になると思う。

余談ですが、私は4月28日(日)の午後、大阪市の中心地でムカイダイスさんとウクライナ人男性のナザレンコ・アンドリー氏の講演を聴く機会がありました。時系列を考えると、あの時のムカイダイスさんは退院後であり、まさに関岡氏とのコンタクトも取れて翻訳に取り掛かっておられていた頃かと想像できます。


彼女は切々とウィグルとウィグル人の現状、中国の悪辣で非道な弾圧を訴えられていた。 我々日本人はいかにマスコミがウィグルの情報を日常的に正確に流さないからといっても、自分たちの中国への認識や国際感覚が欠如していることを恥じ入るばかりだった。ムカイダイスさんか、水島社長が言った言葉か忘れてしまったが、関岡氏は、ウィグルの本来の国家・東トルキスタンやウィグル人に対する「単なる同情や愛を超えた深い理解」を持っておられたという言葉は誠に相応しい見解だとしみじみ思った。


改めて、尊敬する真の国士、関岡英之氏のご冥福を心から祈ります。
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