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T-BOLAN のボーカル森友氏語る・・・北九州市小倉でのコンサート [芸能やエンターテイメント]

ひな祭りの3月3日、身内に用事があり、電話するもののなかなか出てこない。やっと夜10時過ぎに着信があった。

「今日はコンサートに行っていた」とのこと。「何の?」 「 誰の?」と聞くと、TーBOLANと言う。
日本のグループには詳しくない私でも、「ああ、あの、every day ♪, every night ♪のバンド? 」と聞き返した。

この日、北九州の小倉で、【TーBOLAN の30周年ライブツアー、「the - Best」~ 励】があった。
身内の女性は、コンサートでのボーカリスト、森友嵐士さんが話したことを伝えてくれた。

今回のコンサートは、何と1995年にT-BOLAN が活動中止をして以来25年ぶりという。「えーっ!そんなに経つの!」とびっくりする。身内の彼女は電話越しに笑いながら、「うーん、森友さんの元の奥さんか彼女のこと(ここでは書かないが)で色々あって、声が出なくなったんよ。」「 で、コンサートではまるっきり声は出ていた? 問題なく歌えてた?」との問いには、「 うん、ロック調の歌は大丈夫だったけれど、バラードの歌はちょっと声が出にくいようだったね。」と教えてくれた。一応彼女は、25年位前から自分の趣味でボイストレーニングを受けているから、その言葉は信用できるだろう。

その先の話が印象的だった。


森友さんがコンサートの途中で所謂MCで、活動休止に触れつつ、ベーシストの上野博文さんのことを語ったそうだ。T-BOLAN は中心のボーカリスト森友さんの声が出なくなると言う異常事態で活動休止、解散となったのだが、同じグループのメンバー上野さんは、5年前にくも膜下出血で倒れたと言う。その時一人暮らしだったのか、5日間誰にも発見されず放置されていたらしい。常識的には、そこで終わりだったのに、発見後手当や手術を受け、コンサートに元気に出ておられるその手術では、頭蓋骨を開頭し、中の脳みそまで取り出したと言う。当たり前だが、その後脳みそを再び戻して頭蓋骨をはめて接合したことになる!現代の医学はそこまで進んでいるのか!びっくりした。


彼女の話では、上野さんはステージで普通に歩き演奏されていたらしい。


この話は冒頭にあるように、3月3日の夜の話だが、折しも、8日金曜日の夜7時、MBS放送『 爆報THEフライデー 』の番組で紹介された。


番組では、【 1990年代のロッカー、クールでイケメン 】というフレーズで、森友嵐士さんが現れた。新聞の番組欄では、【Tボラン森友が失声症で田舎暮らし】と載っていた。


現在山梨県富士見市に在住で、普通に地元のスーパーで買い物をしている姿が出ていた。庶民派に変身!とかテロップが流れる。


そのまま番組での紹介を書くと、1994年に異変が起き、突然声が出なくなる。本人も医者も原因が分からず、5年後に【心因性発声障害】と診断が下される。

理由として、① ヒット曲を作り続けるプレッシャー
② プライベートの悩み
があったという。


T-BOLAN 解散後、結婚し、長男が生まれたとあるから、状況も変わり徐々に精神的に落ち着いていったのでしょう。長年患った失声症は、自分の持ち歌でなく他人の歌を少しづつ練習することで回復していったという。やはり、それなりに努力されたのですね。往年大いに活躍したT-BOLAN の再結成のきっかけは、先述の上野さんの手術後のリハビリ入院中、彼が言った「 もう一度みんなでライブをしたい」の言葉だったという。森友さん、メンバーたちに流れる友情に温かいものが感じられた。


人生には、生死を分ける出来事が色々起きる、一人一人の生を全うするにはそれぞれのドラマがあるのだと思い知らされる話だった。


何はともあれ、私は身内のようなファンではないが、T-BOLAN の活躍を応援したいと思う。







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