SSブログ

お気楽にお読みください。

windy

サイキック能力者、エドガー・ケイシーの業績ー映画「リーディング」 [映画]

3月10日(土)18:05から、大阪で久し振りに観た映画は、「リーディング」(The Readings)です。


エドガー・ケイシーは、スピリチュアル世界に詳しい人なら知っている「眠れる預言者」と語られるサイキック能力者で、残念ながら70年ほど前になくなっています。その彼の遺した業績や人類への道筋を世界で初めてまとめた映画が、この白鳥哲監督の「リーディング」です。


リーディングとは、眠っている(催眠)状態のケイシーが述べる相談者への霊的指摘、療法とでもいったら良いでしょうか。彼の〝 リーディング〟の凄さは、死後70年経た今も、リーディングの中で与えた療法によって日本人の癌や難病の病気が完治した事実からもはっきりと確かめることができます。さして高等教育も受けたことのない医学には全くの素人であるケイシーが睡眠状態で医学用語を正確に語っている事実(記録)には驚くばかりです。



スポンサードリンク






彼の遺した業績は、医学療法の他に、有名な前世療法、精神的魂的なアドバイス、夢解釈、ちょっと意外なものとしてはビジネスへの指南もある。映画の中でも紹介されていて、その正確な数字は忘れたが、一万件はゆうに超えていた。


映画の中で、日米両国の研究者がエドガー・ケイシーの生涯を追いながらその業績を解説している。日本からは【日本エドガー・ケイシーセンター】会長の光田秀氏が的確にケイシーの解説をしている。その中でも注目すべきは、癌の原因を血液の劣化と断定している点であり、そのことを踏まえた上で、ケイシーの勧める効果的な治療を4つあげているところである。映画の途中では理解して覚えたつもりだったが、映画を観終わった後記憶が曖昧になり、この映画がDVD化されることを願う次第である。40代くらいの私なら、バッチリ覚えていただろうに! ケイシー療法によって癌から生還を果たした患者さん(複数)の証言あり、ケイシー療法の効果を認め支持する現役の医師たちの話ありで、癌のみならず、また色々な病気を持った人だけでなく、私たち一般人が健康を保持する食事療法など有益な情報がたくさん得られた。



スポンサードリンク






前述の光田先生によれば、これは2011年以降の大阪での講演会で直接伺った話だが、日本で初めてエドガー・ケイシーの存在を紹介したのは、生長の家の創始者谷口雅春先生だという事です。実は私も、谷口先生がエドガー・ケイシーの名前を挙げて紹介された本を読んだ記憶が今も残っている。その時は、なんと不思議な能力を持った人物だろう、と深く印象づけられた。そのせいか、それから随分経って、公立図書館で偶然【転生の秘密】という本を見つけ、その内容にすっかり魅了された。これは、イタリア系アメリカ人、心理学者のジナ・サーミナラ女史がケイシーの、主に前世療法について解説した本である。当時の私にとっては、ケイシーの語るカルマ(業)の中でも、ブーメラン的カルマが特に心に焼きついた。過去生で自分がした行為(悪業)を、現生では自分が反対に受ける側になる、というのである。極端な例をあげれば、人を殺すと、次の生とは限らないが、後の生を受けた時に、殺される側になる、つまりは殺される側の苦しみを味わうことで自分の犯したカルマの解消を果たす、ということである。


この【転生の秘密】という本は、自分や周囲の人々、この人間社会の仕組みを知る上でも、一度は読んでおいた方が良いと思います。勿論、カルマ、カルマ、と固執すると偏った人間になり、人にも嫌われたりかえって益にはならないでしょう。でも、個人的な見解としては、学校教育の中でも、特に小、中学校などで語られる機会があった方が良いと思います。話は飛びますが、トルコでは、宗教の時間、授業があり、イスラム教だけでなく、世界の宗教の解説があると聞いたことがあります。どの程度のものか、本当にあるのか確認したことはありませんが、日本では道徳の時間の扱いで四苦八苦している状況ですから、世界の宗教について解説する授業は文部省も考え付かないでしょうかね。一方で、解説できるレベルの教師が揃うかが問題でしょうが。


今回、日本でも、世界でも初めてエドガー・ケイシーを紹介する映画「リーディング」が上映された意義は深いと思う。映画の構成、内容、多数の証言者、識者の登場も理解や共感をもたらしてくれた。予想外では、エドガー・ケイシー役を何とあのセイン・カミュが演じていたとは!観終わって、紹介のパンフレットで知りビックリでした。セインさんは確か40代後半の年齢になっておられ、そのこともあって気づかなかったのです。私の知っているセインさんは2、30代の頃です。しかも、彼の大叔父はノーベル文学賞受賞者のフランス人、アルベール・カミュだったとは!カミュの血を引く人が日本人と結婚していたとは!世の中の不思議な巡り合わせをここでも感じました。



最後に、
日本エドガー・ケイシーセンター会長の光田先生の長年にわたる研究、啓蒙活動や、白鳥監督の才能に深く敬意を抱いたことをここに記します。


スポンサードリンク






nice!(0)  コメント(1) 
共通テーマ:映画

nice! 0

コメント 1

西垣内です。

拝見しました。
キリストや空海を始め宗教の創始者にも同じ事があります、私の住む近くの辯天宗のご宗祖にも奇跡的な事が沢山あり政治家やら芸能人、難病を持った方が来ていた様です。
by 西垣内です。 (2018-03-17 09:00) 

コメントを書く

お名前:
URL:
コメント:
画像認証:
下の画像に表示されている文字を入力してください。

この広告は前回の更新から一定期間経過したブログに表示されています。更新すると自動で解除されます。