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産経新聞【 コロナ 】ー 21世紀の大恐慌 ( 5月14日付 )・・・前半 [社会問題]

5月14日朝刊に、【 コロナ 】特集記事「 21世紀の大恐慌 」が出ていた。
以下は記事の要約であり、( )内はブロガーのコメントです。

(短くまとめれば)
新型コロナウィルスは世界規模で新型不況を招いている。
主要国の国内総生産(GDP)は、マイナス成長40%と予想され、今後第2波感染の可能性や人々の不安もあり、経済のV字回復は「夢物語」とのスタンフォード大の学者の言葉で締めていた。


(では、順おって見てみよう)

感染拡大に伴う「自粛経済」で起きた新型不況の問題とは? また「コロナ後」はどうなるのか?


20世紀の大恐慌、つまり1929年のニューヨーク株式市場の大暴落が発端の世界恐慌は有名だが、21世紀以後は、2008年のリーマン・ショックを含めた不況は恐慌とは呼ばれていない。
( 失業者や住居を失った人々が溢れかえる状況は同じなのに何故だろうか? と読みながら疑問に思えた)



日米欧などの4月〜6月期のGDPは1月〜3月期比年率マイナス20~マイナス40%前後に落ちると予想されている。4月のアメリカの失業率は14.7%になり世界恐慌時の25%を越える恐れもある。欧州連合(EU)と英国の4人に1人が賃下げと解雇のリスクにさらされている。


IMF(国際通貨基金)は、「世界恐慌」以来の最悪の景気後退という" 予言 " をし、米国のFRB元議長のバーナンキ氏は、自然災害に似たコロナ危機は異質だと指摘する。


自粛経済が解除されると一時解雇の労働者の再雇用もあるという見方はあるが、WHOは第2波を警告し経済再開には慎重だ。スタンフォード大の経済学者は人々の自粛が消費回復を抑え経済のV字回復は「夢物語」だと話す。

( ここまでが新聞の1面記事で、2面に続いていく)


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エドワード・ルトワック氏語るーコロナウィルス禍は国民国家への回帰を促す [社会問題]

5月9日(土)付の産経新聞に、【コロナ ー 知は語る 】のシリーズが始まった。

コロナウィルスのパンデミックが 【 世界に与える影響 】を国内外の各分野の識者にインタヴューした記事だ。第一回が、上記の米歴史学者のエドワード・ルトワック氏だった。
以下は記事の要約で、( )内はブロガーのコメントです。


ルトワック氏の結論は、コロナウィルス禍が暴いた「世界の真実」は国民国家の時代への回帰を促す、という。

コロナの地政学上の影響は、第一に、EUの断絶を招いた。EUは不慮の事態のコロナの対応に失敗した。つまり、加盟国間で、共通の医療対策や情報の共有が無く、連携した外交政策も取らなかった事を指す。

中国からの支援では、イタリアは受け入れ、他方、ドイツ、スウェーデン、オランダは拒絶した。


本来融合を目指したEUは役割を失い、イギリスに続き多くの加盟国も【静かに 】だったいすると、ルトワック氏は予測する。
(この【静かに 】という言葉の使い方に、求心力を失ったEUの姿、現状を見る思いがする )


わずか10数年前、媚中派が勢力を振るったアメリカでは、中国由来のウィルスや中国の誤った対応で米中関係は悪化する。自由主義体制のアメリカと共産党独裁体制の中国の大国間競争は、中国が世界の各地で拒絶されることもあり、トランプ政権に有利に働く。


今後の国際機関や多国間枠組みの役割は?

【 新型コロナは『真実を暴くウィルス』だ 】
① EUの無機能

② イタリアの無秩序

③ 中国の虚言

④ 日本は安全という誤った認識

以上のことを暴いてみせた。

これらの危機で【 グローバル化 】から【 脱グローバル化 】への揺り戻しが 起きている。
グローバル化と連動してきたEUやWHOといった国際機関も機能不全が明白となり、グローバル化や多国間枠組みから後退し、各国民国家が自国民を守る方向となる。

東欧諸国での新たな独裁国家の台頭はグローバル化の産物だ。(この諸国とはどこの国々を指すのか?
現時点で私には分からない) ( ルトワック氏によれば、「インテリ層は、グローバル化を【世界民主主義】であるかのように主張した、と言う。この点は、日本人、特に政治家、官僚、左派リベラリストに念押して聞かせたいところだ。)


続いて、氏が、「 (グローバル化が )民主体制からプーチン独裁体制に変容したロシアや、集団指導体制から習近平体制に移った中国を促した」と語り、「( グローバル化が)このように独裁制と親和性が高いのは国際機関が非民主的だからだという点も、考えさせられた。


(更に、改めてEUのことを考える機会となった事は、「EUとは各国政府の権限を欧州委員会に移管するもの。加盟国の民主体制が弱体化したのはEUという非民主体制に移された結果だ」という氏の指摘だった。

グローバル化はなんら民主主義にプラスにならなかった。【脱グローバル化】すなわち、国民国家への回帰は民主主義にマイナスでは無く、プラスとなるであろう。

( 最後の2文は分かりやすく言葉を変えています。)


(ルトワック氏は、安倍首相に提言を行なっている人物だと紹介欄に書いてありますが、上記のような世界の動きに対する洞察をどう活かしていくのだろうか?

中国人を、1月から3月の間に百二十数万人入国させた(あるネットによれば、百五十万人)安倍首相の責任はとてつもなく大きいと言える。)


このインタヴュー記事は総じて受け入れられ、気づきの多い内容だった。
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14年前、斎藤一人さん北朝鮮問題を予測 • youtube 書きおこし [社会問題]

日頃、youtubeをよく見ている。先日気になるタイトル「 (斎藤一人さんが)14年前から北朝鮮の動きを予測していた 」が目に入り、音声のみだったが最後まで、と言っても24分程聞き入った。


あの斎藤一人さんが、14年前(平成15年1月18日)に日本と北朝鮮の関係を語っている内容が今の現状と同じ、つまり予測しているのが面白い。これは捉えようによっては予測というより、日本と北朝鮮との問題は潜在的に昔から変わってはいないという方が適切でしょう。 斎藤一人さんはそれを端的に以前から認識している人という見方が正しいと思う。ただし、歴史認識がわたしの個人的見解とかなり異なり「う~ん」と唸るところがあるのは残念です。一人さんとは多分同じ年代ですが、生まれ育ち成長して行く中での経験、知識、情報が異なりこうなったとしか言えません。ともあれ大筋において一人さんの北朝鮮に対する見方には同意します。




以下は、音声をほとんどそのまま書き起こした内容ですが、メモ代わり、或いはどなたかの目に留まればという気持ちです。 ( ) 内の言葉は私のコメントです。



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「世界経済の話とちょっと変わった話」ということで語り始めています。主語は一人さんです。


先ず、今年(平成14年)から世界的不況、同時不況が始まります。実は、アメリカがイラクと戦争を起こそうとしている。日本人は非常に戦争にオンチなところがある。つまり平和ボケがある。日本人の「自分たちは戦争をしないから、(外国の)人も戦争しないという思い込み」は、世界の非常識。

アメリカとイラクは長い間の因縁がある。アメリカは現実に被害にあっている。(9.11のテロ) そのアメリカはいつまたやられるかもしれない。


北朝鮮は今原爆を作ろうとしている。すでに持っているかもしれない。しかし、相変わらずテレビは、「アメリカと北朝鮮は・・・という状態です」ということばかり言っているが、北朝鮮がミサイルを落とそうとしているのは距離から言って、日本である。中国は同じ共産主義国、ロシアとは仲がいい、韓国は同胞民族だから落とすはずはない。従って、日本に落とすしかない。【日本人は全然関係ないようにおもっているけど、朝鮮人は日本を物凄く恨んでいる。明治になって日本が(朝鮮半島を)植民地にして多大なご迷惑をかけている。最初は1つの国だったのに、日本が戦争に負けて引き揚げたどさくさで分断されたと思っている。】 ( この【 】にある一人さんの歴史認識は、日頃共感や敬意を抱いている私でも同意できず、とても残念です、つまり 歴史事実と異なり、朝鮮半島の人の勝手な被害者意識そのものだと思います。然し乍ら、ここでは触れません 。)


( 一人さんの同じような考えはタイのコメ輸入の件でも次のようによく表れています。)


この間(平成14年当時)、安いタイ米を日本人が買い上げた結果、不味いと言っているが、本来は、北朝鮮の人が買っていたコメなんです。向こうにとっては不味い、美味いの話ではない。向こうでは餓死者が出ている。

日本は金沢の能登沖にテポドンを落とされているのに、関係がないと言っているすごい国なんです。原爆より怖いもの、それは風船爆弾で、中にペスト、コレラ、サリンなどの毒ガスを入れてくる。1つで、何千、何万と死ぬものです。


北朝鮮は今大変な状態にある。アメリカに石油をストップされると大変なことになる。戦車、飛行機、ジープが止まる。イラクとの戦争が終わると、アメリカは自分たちを潰しにかかると思っている。北朝鮮の場合、攻撃するとしたら日本である。この際、アメリカは助けてくれますが、ただし、日本に原爆が落ちた後です。この後だったら助けてくれます。イギリスのようにアメリカにピッタリくっついている国なら助けてくれるが、日本は、第三者だから戦争に反対ばかりしている。物理的にそれを言い続けている日本なら、落っこってからで十分です。


今北朝鮮は多分に追い詰められている。独裁体制の支配者は、政権を失うと死ぬしかない。これは世界の流れです。原爆は日本に落とすために作っていると思った方がいい。アメリカまで飛ばすには人工衛星の技術がないと落とせない。(これは今では可能になりました)。


(私=一人さんには)何発、そしてどこに落ちるかも分かります。今落ちてくるとなると、私には2日前に分かります。10人に1人くらい信じる人がいたら指示をします、記事を出します。


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回避の方法は、2つあります。


1つ、日本が核武装すること
1つは、全く無理だと思うが、世の流れからいうと周りにこういう国がある場合、直ちに核武装するんです。しかし、日本自身がそれを選択しない。北朝鮮も韓国も日本に核が落ちるより日本が核武装することが嫌なのです。北朝鮮がいまのやり方を止めないと日本が核武装すると言っただけで、世界中が北朝鮮に圧力をかけ、止めろ、止めろと言います。これは軍事的常識です。(まさにこれは図星だと私も思います) 北朝鮮が一発作るだけで、日本は100発つくれる。ただ恐らく、平和ボケの日本人には(この選択、実行は)無理です。



2つ目、(一部の人には、ストレートには伝わりにくいだろうが)日本人が世界情勢を学び意識を高めること


今の状況では、日本のどこに落ちても不思議ではない。それは精度の話です。
原爆はあくまで取引の材料だとして、日本人は戦争を忌避する感情もあり、よそ事だと思っています。
(今こそ)日本人は世界のこと(常識)を学ばないといけない。みんな全員が知ることです。学んで準備が出来ている人にはそういうことは起きません。落ちても不思議ではないと思う人が増えることによって、波動が変わる。みんなで全力で回避することが大事です。(と述べて、日本人の意識が変わることによって戦争の回避が出来ると、スピリテュアルな世界を普段説いている一人さんらしい見解を表明している。この波動については詳しく分かりやすく説明が付け加えられていないまま)


youtubeで一人さんの話を聞いたり、このブログをたまたま読んでくれた方には、波動? なにそれ?という感覚だと思われます。それが戦争を回避する方法の1つだと言われても、ここでは言葉が足りず説得力に欠けるでしょう。精神世界のことは少しだけ知っている私も一般人には間延びしたような不可解な話だと思われるでしょう。

今回24分ほどの音声でしたが、共感した部分は北朝鮮を取り巻く世界情勢、なんとも平和ボケした日本人の意識の低さと、日本が核武装宣言をすることが戦争回避になるという点です。平成29年10月の今、核武装宣言は未完です。国民の未だ一部の人しかこの解決策に賛成していないのは、一人さんのいう平和ボケの表れそのものでしょう。


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水島総の『人間の絶対的孤独と戦後社会』ー 無縁仏ではない無縁遺骨の増加 [社会問題]

日本文化放送桜チャンネルの中の番組、【水島総の直言、極言】を2月10日(金曜日)の夜に見ました。
今回の番組の提言や水島氏の戦後社会に対する姿勢、今後の取り組みへの表明に特に共感を覚えたので、内容を書き留めてみました。ところどころは自分のコメントを入れたり、文を継ぎ足していますので大目にみてください。


日本における『人間の絶対的孤独と戦後社会』を表すものとして、レポーターの佐波優子氏(戦後問題ジャーナリスト)が最近とみに増加してきている無縁仏を取り上げています。きっかけとなったのは、朝日新聞の神奈川県版、「独居の終活、寄り添い一年」という記事にあった、横須賀市による死後の葬儀・納骨サポート、エンディング・サポートの事業活動だったとのこと。一人暮らしは孤独死に繋がることがよくあり、少子化と高齢化を併せ持つ日本では今後も増えこそすれ、減っていくことはないと思われます。「これは国全体の問題、人の生き方、死に方に関わる根本問題と言える。」と、水島総氏は『一人生まれて、一人死ぬ』と言った白隠禅師の言葉を引用しながら視聴者に提起しています。


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佐波氏曰く、無縁仏は、実は無縁遺骨の事で、それは引き取り手のない遺骨というのが真実である事。その数はたった5年の間の短い間で2、3倍に増えていると言います。例として、札幌市の場合、65人から141人。仙台市の場合、40から90人に。福岡市の場合、54から175人へと増加している。大阪市に至っては、2,000人を超えているとの報告がありました。これ以上に驚いたことは、この方々の9割には家族がいた、つまり無縁の人々ではなかったということである。ここに現代日本社会の持つ人間関係の希薄さが表れている。水島氏曰く、「自分たちには関係のないようだけれども、同時代に同じように生きてきた人たちのことなので、非常に悲しい。『終活』という言葉自体も辛い」


戦後社会の同胞の人たちが無縁で亡くなって往く、また、体が弱り、食べ物も買いに行けない、食べられない。一人暮らしで心も体も衰弱していく苦痛は想像もできない。これは同時代に生きてきた一人一人の人達に当てはまる問題だ。唯物論だけでは済まされない。今は「終活」という言葉も広く知られ、本も出され、終活ノートもあったりするが、それを書いている内に、人には色んな思いが湧いてくることだろう、等など水島氏、佐波氏の両氏は語り合う。佐波氏が、横須賀市の取り組みは心が救われる行政のプランだと言っているのには同感で、この事業が全国的に広がって行けば良いと思います。


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今回、この『直言、極言』の番組で、戦後社会の中で増加してきた無縁遺骨のことを取り上げ、今後も他番組でも問題提起していくことを表明された事は、大変意義深い事と思いました。日頃から、この日本文化放送桜チャンネルの各番組はよく見ていますが、常設の情報番組や討論番組に終始する事なく、こういう国民一人一人のレベルや状況に即した問題を正面から取り上げる水島氏の姿勢は大変貴重だと感じました。


最後の方で、水島氏は国内の草奔の人々の中で無縁遺骨が生まれぬよう、分骨でもいい全骨でもいい合同の墓のようなものを考えていると言われました。これが本当に実現すれば、日本社会の一助、もっと言えば、戦後社会の負の現象を癒していく一例になるのではないでしょうか? 社会に有益な心和ませる試みだと思います。

自社の討論番組で司会を務める水島氏に対し、ネット上で「司会者が意見を言い過ぎだ、他の論客にもっと意見を言ってもらいたい」などとよく言われたり、ご本人曰く、いわれのない誹謗中傷を受けていると言われますが、政治、経済、歴史など語っている中で、時折垣間見る氏の原初的な感性の豊かさ(人間的センス、文学的センス)を知るが故に、私個人としては番組を見続けている次第です。


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BS日テレ「深層ニュース」・作家曽野綾子氏語る [社会問題]

昨日、3月10日夜22:00から「ニュースの深層」を観ました。ゲストが作家曽野綾子氏だったからです。タイトルは【日本人よ!強く生きよ】(曽野綾子氏が語る復興)でした。

以下は、番組のキャスターの質問に答える曽野氏の聞き取りですが、速記者ではないので完璧ではありませんが内容は正確に取れていると思います。(一部、語尾の言い回しや発言の順番が入れ替わるところはご理解ください)

【東北大震災から5年を迎える今の復興について】

インフラの中でも、電気の復旧が特に大事なものだと強調された。曰く、電気は民主主義の固まり、電気なしに民主主義は考えられない。物ではなく心の復興は誰も(他人が代わりに)することができない。それは自分でするしかない。本当の助けは自助である。他人や政府には出来ないこと。曽野氏は、13才の時に東京大空襲を体験された。自分に目掛けて来る機銃掃射も受けたと言われる。よく一夜にして10万の人がなくなったと言われる大空襲の後、焼け野原から立ち直ったのは政府の力ではない、道路や鉄道を作ってくれたのは政府だが、歯を食いしばって立ち直ったのは一人一人の自分だった。人生には不本意が付きまとうし、それをなくすことはあり得ない。戦争から学んだ人もいるし、学ばなかった人もいる。不条理とは人生には起きるもの、それを知っておくことが大事。折角訪れた不幸や不運から学ばないといけない。


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今の日本では、悪いことを予想する教育をしていない。(この点が一番印象に残りました。社会を啓発すべきマスコミもいかにも人権や個人を主張することを尊重したり礼賛するが、現実の世の中や人間の本質を伏せる傾向があることに、常日頃偽善的だと感じているからです)復興する時はものは作れるが、心は作れない。よく使われる「○○弱者」という言葉は、人それぞれの立ち直る力や尊厳を認めていないから失礼な言い方だと思う。


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【いじめ問題について】
曽野氏は、「いじめ」はなくなることはないという。その理由をキャスターに聞かれると、イジメは面白いからと端的に答えられた。日本では、いじめの事実に振り回され、理想を求め綺麗事を言うが、それは間違っている。いじめの対処法を聞かれると、学校で、教育の中で、いじめをあしらって行く方法を子供達に教えることだと言われた。


【絆という言葉について】

いい年をした大人たちの口から「絆」と聞くと、白けた気持ちになる、と言われた。
(何を今更、という気持ちでしょうか?

【最近ネット上で話題になった「保育園落ちた日本死ね」の言葉】

文が汚いと思いました。ヤクザのような言葉遣いですね。日本語を普通に使って欲しい、こうやって日本語を崩してはいけない。人が全部恩恵を受けられるとは限らない。自分の子供が預かってもらえないことで(色々なことを飛び越えて)日本を批判するのは自己中心の人間だ。他国の状態を見れば日本人はちょっと贅沢になっている。


【アメリカ大統領選挙の渦中にあるトランプ氏について】

曽野氏は、メキシコ人としては1人の神父さんを知っているだけで、この方はとても立派な方ですと前置きをして、どこの国の人でもいい人もいれば悪い人もいる。同様にメキシコ人にはいい人も悪い人もいる。普段からマスコミが両方の側面を言っていないから、トランプ氏が代わりにメキシコ人に対し攻撃的なことを言っているだけと言われた。(トランプ氏の主張を聞いて納得したり、溜飲を下げる人がいて支持率が上がっているのだと私も思いました。アメリカ人でも日本人でも本音と建前があることの証明です)

最初から最後まで、多分CMなども入り実質的には30〜35分だったと思いますが、期待を裏切らない曽野綾子氏の一貫した見解と実のある提言でした。もう80才を超えられた方ですが、これから先も周りに媚びない毅然とした意見を伺いたいと思いました。


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少子化は人災?嫌われる勇気を持つべき [社会問題]

このところ、少子化問題がずっと声高にとりあげられているが、この傾向と現状は、個人の記憶では1980年頃に遡る。その時点でもすでに新聞紙上で取り上げられていたかと思う。どれだけの数値や予測を挙げていたかは覚えていないが今からすれば約40年前であり、当時から年々過ごしてきた国民の一人としては、何故この長い間に打つ手をもっと考えなかったのかとても不思議であった。

折しも2月に入り、産経新聞で、【人口戦】 日本の少子化は「人災だった」 という記事が載っていた。
それによると少子化の大きな要因である未婚・晩婚化は戦後GHQが作った日本国憲法(昭和22年施行)の24条に元を発するという。一部の人ではよく認識されていることだが、戦前の家制度が個人、個人の判断に任せられる個人主義尊重の条文に変えられたことで、結婚や出産への直接、間接の影響が今日にまで及んでいると容易に納得できる。そうした国の根幹となる憲法上の規定が日本人の価値観に変化を与え続けてきたのだから、ここには占領国アメリカの明確で意図的な洗脳政策があり、記事のタイトルの如く、日本の少子化は「人災」だったといえる。


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戦前と違った価値観の変化が、戦時中の「産めよ、増やせよ」政策への批判や反発と繋がり、国民の支持数に敏感な国会議員や官僚は、記事によれば、出生数減に危機を知りながら結婚や出産の奨励政策に及び腰となり、少子化政策は後手に回った、という。

成る程、1980年頃まだ若かった私にはここまで国や世の中の仕組みは掴めていなかったのだと感じた。少子化対策に問題提起する割には政治家が積極的な政策を打ち出さないと感じられたのにはこんな背景があったのだ。今はやりのアドラー心理学の言い方をすれば、政治家もそして言論者、国民も「嫌われる勇気」を持っていなかった。そしてそのツケが今と今後のの高齢化社会ということになる。

記事の中で一つ驚いたことは、少子化問題は実は戦前にもすでにあったということだ。出生率が大正9年(1920年) をピークに昭和14年にはガクンと落ちこむ長期下落傾向にあったというのだ。人口=基礎国力という観点から 、当時の政府は日本人口の減少による国力の差から近隣諸国への危機感を募らせていたという。内容を簡略すれば、「………我が国が之等(支那、印度、ソ連)多産の国々に伍して大いに国運を伸ばして行く為には余程国民の自覚を必要とする」と当時の厚生省予防局が述べている。

ともかくも、安倍首相は昨年9月、歴代政権が避け続けてきた人口の数字目標を、50年後も1億人を維持すると明確に掲げたと記事は言う。すぐに効果が出る政策はなかなか難しいと思うが、少子化問題にも影響をあたえている憲法の改正も並行してやっていく必要があると思う。


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