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マドモアゼル・愛 ー 「老後の人生に必要なもの」(動画)を観て [医療と健康]

コロナ感染による自粛の中、youtubeの中で気になるタイトルを見つけた。
たまに観ている、占星術占いのマドモアゼル・愛先生の番組「老後の人生に必要なもの」(約18分)だった。

結論を先に言うと、それは【セクシャリティ】であるという。


話の流れからいえば、惑星の支配する人間の年齢域を説明し、惑星の持つ影響、意味から、70才以上の老人(高齢者と言った方がいいでしょうが)が元気に生きて行くためにはセクシャリティが必要だと提言される。


* 70才まで・・・・・人は土星の影響下にある

71,もう少し後は・・・・・人は天王星の影響下にある


お話の後半、起承転結の内、「転」の部分では、成る程とうなづける例を挙げておられる。


大学の卒論で、「芸術か猥褻か?」でかつて有名になった英国の小説家D.H.LAWRENCEを選んだ私としては、大いに賛同する内容です。このブログ、あるいは動画を直接観た方でもほとんどの方は共感されるのではないでしょうか?


ともあれ、愛先生のお話に沿って書いてみました。


上記であげたように、土星は70才までに影響を及ぼし、本当の人生の喜びを与えてくれる星だという。
しかし、(一般的には)老いていく体、固定的で変化をしないという頑固さも持つ。新しいものを受け入れる体力、自信がなく古いものに固定される。


人が71、それよりもう少し後は、天王星の影響を受け、(土星と違って)枠を壊して生きていくという意味がある。昔は寿命の関係で、土星の年齢域で人生を終わっていた。今は70才を超えるのが当たり前なので、「土星の影響 ー 体も心も傷み衰えていく」と 「天王星 」とは相容れないものだ。



同じ土星でも、【 クロノス 】が支配する前は、神話上の【 ウラノス 】の時代であったが、父【ウラノス 】を殺し息子の【クロノス 】がとって代わり(性的にも充実していた )【 ウラノス 】のシンボル(男性の生殖器)を切ってしまった。それが海の中に落ちて泡となってしまった。( この箇所は愛先生の話のまま)


天王星は【 ウラノス 】に表れるように、性的に昂まる時期、衰えない【セクシャリティ】の意味を持つ。ここでいう【セクシャリティ】はイコール セックスではない。


・・・・・(衰える)老人が元気に行くためには?・・・・・


愛先生曰く、それは【セクシャリティ】である。

心理学者フロイトは、エネルギーを得る方法として、部屋にイヤラしい絵画を置きなさいと言っているという。(この話はブロガーには初耳です)

確かにこれは本当であり、妻や娘に嫌がれようとそうしている人は元気である。( 実例を知っている口ぶりです )イヤラしい、リアリティのあるものであるほど良い。エネルギーの交流という点で考えると、これまでと全く違った事を考え行動する事でエネルギーの交流をしていく、【セクシャリティ】豊かな生活をして行く必要がある。


具体的に性交渉をする、しないは別にして、自分を性的な存在と意識することが必要で、誤解を恐れずにいえば、60は60、70は70才の性的魅力が絶対にある。女性の場合、バストや腰の張りだけでなく、その人の 特異性、つまり、一人一人の顔や体が違うことが【セクシャリティ】がある、という認識が必要だ。それは、個別性に対する渇望が【セクシャリティ】の原点にあるから。自分自身の個性、自分が性的魅力の存在であると認めることが必要だと提言される。



愛先生は、ここで具体的な例を挙げている。


女性の老人病棟で、イケメンの若い男の子達が、「 おば(あ)ちゃん、・・・・」と優しくおばあちゃんの背中をさすりながら女性として扱ってあげる。大変元気になると思いますよ。


(ここから愛先生は更に笑いながら話す) たやすい、分かりやすい話なんだけれども、ありえないけれど、若い看護師さんが水着姿で熱や血圧を測ってくれるなら、たちまち老人は回復するだろう。

80才を超えた画家ピカソが若い20才(?)の恋人を作ったことを真似ろとは言わないが、こんなことがあれば、意地悪な老人もいなくなって幸せな老人が増えるのではないか?


(【なぜなら、病気は全てエネルギーの問題なので】という先生の定義は特に興味深い 。前向きのエネルギーがあれば、病気など治ってしまうということだろう。)



愛先生は最後に、「政府としては年金の問題があるし、(老人には)早く死んでくださいという時代なので、老人の性というと、イヤラしいとマインド・コントロールされるけれど、70過ぎにこそ、個性の中に【セクシャリティ】があると、人生が面白くなると締め括られた。


惑星を通して説明するなら、人は、仕事を終え家庭を終え、子供達も育った後初めて、自由な境地で自分自身の個性を発現する機会が訪れる、それが天王星の時代だと言われた。



愛先生も動画の冒頭で言われた。「政府は老後の人生に2千万円必要だと言っているが、それも嘘だろう。人生でお金が本当に必要なものだろうか? 」

これに対する先生の【セクシャリティ】の勧めは、人間の原点を考えると素直に受け取れる提案であった。





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矢作直樹氏が勧めるコロナ対策 ー 6つのポイント [医療と健康]

先日、youtubeを検索中、日頃から関心のある矢作直樹先生の動画を見つけた。


神谷宗幣氏の 【CGSケミストリー 第17-2回 ゲスト 矢作直樹氏、赤尾由美氏 】(22:54分)です。

テーマは、今1番の話題の「 コロナウィルス 」だ。

果たして、我々はこのウィルスに立ち向かえるのか?



コロナ対策のポイントを医師で東大名誉教授の矢作氏に尋ねたたところ、コロナはウィルスなので、ワクチンで助かるのではなく自分の免疫力を高めることが肝心である、つまり、

免疫力を高める【古来の日本人の生活をすれば良い】という回答だった。

6つのポイント

① 食事 塩(合成ではない天然のもの)、発酵食品(味噌、醤油、納豆、ぬか漬、梅干し)
玄米(なるべく)、ビタミンD(免疫力を高める)

② 睡眠


③ 運動(日光浴を含む)


④ 入浴 (体温を上げる、清潔にする 等)


⑤ コミュニケーション 人との関わり (電話でも良い)


⑥ 心持ち (自分の想いが実現するということを認識すること)


以上の6つのことを自分で心掛けることがポイントで、やることはやったという覚悟を持つことが大事だと回答された。

6つのポイントの中には、人間生活であまりにも基本的だと思えるのが大部分だが、それこそ矢作氏の日頃から言われる日本人の基本的な生活のあり方である。

他方、私たちはメディアの洗脳に乗ってはいけない、それは個人や国にとってもいけないことだと両氏共々言われた。


本当の数字とは何か?という例として、PCRの例を挙げられた。
WHOのデータになるPCRの検査は、検査に持ち込むまでの要因を考えなければならない。感染症学会が発表しているが、、、、検査はしないように言っているのに、メディアは違う流れになっている。検査の数だけ増やしても、欧米でも疑陽性の数が多いとの事。

( 疑陽性、疑陰性の数が多ければ結局本当の数は把握できないのでは? と私でも思う。)

(このPCR検査については、もし興味があられる方は、直接動画を見て確認されて下さい )


( )内は私のコメントで、他は動画の要約となっています。なるべく正確に書き留めたつもりですが、枝葉やニュアンスの違いがあればご容赦ください。


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PM2.5にやられる? ー 北斗の拳、ケンシロウなら言う「日本人よ、お前たちはもう・・・いる」 [医療と健康]

先月の4月12日、何となく喉のイガイガした痛みを覚え、久しぶりに風邪にかかったと思いうがいを始め、常備薬に置いていた葛根湯を二日間ほど飲み続けました。いつもなら急激に治らなくともじわじわと痛みが治まって行くはずが中々治る気配がなく、初期に使う葛根湯はタイミングを逃し効き目がないのかと漢方系の「新ルル錠」に切り替えました。ところが、全く痛みの程度が変わらず(幸い食欲はまあまあの状態で)ルルをやはり二日間飲み続けたところで『 これはおかしい 』と感じました。


私が風邪で医者に行くのはいったいなん年ぶりでしょう!いつも常備薬とうがいの繰り返しで治っていましたから。風邪で病院に行くことなんて久しぶりな上に、知り合いの勧めで内科ではなく耳鼻科に行きました。

そこのお医者さん曰く、「これだけ炎症がひどかったら、市販の薬では治りませんよ。それで治るのだったら飲まなくても治ります。」 私は思わず、『ウムム? 』と絶句しました。喉の奥を診た後、「鼻の中も汚いですね。」 『ええー!』 確かに風邪ですから(あっさり断定はいけないのかな?) 鼻水は溜まっていますよ。妙に「鼻の中が」ではなく「鼻の中も」と言われて『 ウ~ン 』となってる自分にまたびっくりします。


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言い忘れていましたが、前述の「新ルル錠」の後は薬局に行き、喉の痛みだけに特化した「ノドウエル」と言う薬を2回ほど飲んでいて、それをお医者さんに見せたところ、ノドウエルというダジャレっぽいネーミングに「フ~ン、そうか!」と関心を持たれておられる。この薬の2つの成分は痛みに効き目があるとは認めてくださった。正直に言えば、鎮痛剤に日頃から抵抗がある私は、指定量の半分しか飲んでいなく、それではダメだと却下されました。この時、急性の蓄膿炎になっていると言われ、ただの治りの悪い風邪と思っていた私はショックでした。


この耳鼻科の先生はネット上の口コミと知人の話で評判がよかったので選んだ先生でしたが、その通りに薬の説明は良くしてくださるし、他の患者さんたちとの会話を聞いていると良い先生だなと思いました。胃薬をこちらから希望して合計5種類の薬を頂きました。抗生物質や鎮痛剤が効いたのか痛みは1日すると大分和らぎ、4日後に再診があり、鎮痛剤と胃腸薬を除き抗生物質の軽めのものを含めて3種類の薬4日分渡されました。そうするうち5月の連休が目前に迫る5月2日に3度目の診察です。今度は連休分を入れ7日分の薬を貰いました。連休中帰省している中で、未だ完治していない症状がありながら所々で薬を飲んでいなかったので手元に錠剤が残っています。少々心配なことはこれを書いている16日の段階で未だ風邪症状が続いています。さあ明日はまた診察に行かなくては!



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長々と書いていますが、今回思ったのは、初めてと言えるくらい風邪の症状がしつこいことです。そもそもの原因は何でしょう? 風邪にかかった前後に、ネット上で、中国からの黄砂と共に運ばれてくるPM 2.5の記事を何気に読んでいました。昔から黄砂自体もかなり離れた隣国の日本に被害を及ぼしてきましたが、黄砂に混じってかのPM 2.5、そしてその他の害を及ぼす汚染物質が飛来していると言う内容でした。迂闊でしたが、多分私の酷くしつこい喉の痛みは黄砂の中の毒にやられたと思えてなりません。


後から知ったのですが、
① 実姉は北九州在住ですが、黄砂は当たり前にやってきます。丁度一年前の3月頃に、私とほぼ全く同じ症状になり、治るのに1ヶ月はかかったと言いました。喉の痛みが長々と続いたところが酷似しています。
② 私の知人は、「最近外に出ると、何だか喉がイガイガする感じ」と言います。

③ 知り合いの奥さんは、丁度私と同じ時期にしつこい風邪になり、この方の場合は、最初から咳が出て中々治らなかったそうです。

④ 近所でよく見かける大学生達 ••••• 一部の人はマスクを付けています(感心ですね)



疑いだすと、【晴れ】と天気予報で言っていても、空は何となく青い空色はしていません。厚労省、医療関係者、そして全ての日本人たちに【北斗の拳】の【ケンシロウ】ならばこう言います。「日本人よ、お前たちはもう・・・いる!」 そうです! もう既に私たち日本人は健康をやられているのですよ!尖閣諸島への侵略も警戒、攻撃対策をしないといけないですが、目に見えない微粒子の汚染侵略は気を吸う全ての人の受ける被害です。【北斗神拳】のごとき神業のテクノロジーを誰か考えてくれーー? と叫ぶこの頃です。



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京都妙心寺での『iPS 夜話』ー 宗教界、医学現場、iPS研究者の3界の代表たちが語る [医療と健康]

昨年、つまり平成28年10月22日(土曜日)夕方6時から、京都市右京区花園にある1657年創建の妙心寺退蔵院において、アラビアンナイトならぬ『iPS 夜話 』が催されました。

司会者戸口田 淳也氏(CiRA副所長)の言葉によれば、このように3つの分野、即ち宗教者、現場の医師、そしてiPS研究者の3者が一同に会して、60人程の一般聴衆の前でそれぞれの立場から意見や問題提起をするのは初めての試みで、ある意味歴史的イヴェントではないかとコメントされたのが印象的でした。参加費は、ミシュラン1つ星を獲得した「阿じろ」の精進弁当代、拝観料を含めて5千円でした。


ここ妙心寺は、そもそも臨済宗妙心寺派大本山で、別のブログですでに書いた剣豪宮本武蔵が一時期滞在していた寺です。彼の言葉に、『神仏は敬して頼らず』という言葉が残されていますが、彼が到達していたその高い精神性を育んでいたと見られるお寺で、現代でも最先端の科学ーiPS細胞の持つ課題が400年後にこうして語られているとはなんという巡り合わせだろうと、そこに参加したものとして感慨深いものがありました。


iPS細胞が関わる生殖細胞研究がもたらす生命観、生命倫理について、個々の人間の存在のみならず、私たち人類の行く末、存在の意味が問われる刺激的、かつ、重大な問題が、この夜提起されました。


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当日わずかながら小さなノートにメモした内容を元に振り返って見たい。年も超え、もうすでに5 ヶ月も経過していることもあり話の流れや各界の先生方の掛け合いのところの辻褄が記憶の中で曖昧になっていますが、あの時の発表者の考えやそれを聞いていた自分の感想を全てボツにするのは何かしら惜しい気がしました。


現場の医者として、京都市内で100年以上も続いている【足立病院】の畑山 博院長が話された中で1番印象に残ったのは、多胎妊娠の場合、例えば3つの命から2つを選ぶ減数手術をする際の苦悩でした。医者の自分が本来3人となる命の中から2つだけを果たして選択して良いのかという悩みを率直に語られたことです。昔【足立病院】で自分がお産をしたおばあさんが、「先生、私の孫のお産の時もぜひよろしくお願いします」と言われるくらい信頼されておられる産科医の畑山氏が、一方でそういう悩みを生々しく語られることに、進んだ現代医学の持つ別の面を見せられた思いがしました。生命の元である受精卵の数を操作、はっきり言えば取捨選択する行為は、母体の安全やら経済事情のためとは言え「神」の領域に人間が既に踏み込んでいるのだなと私的には考えます。とても厳しい言い方をすれば、江戸時代に限らず、日本でも生まれた後の「間引き」はよくあったことですが、細胞の段階で消してしまうのと生まれ落ちた後人間の肉体を持った赤ん坊を殺すのと本質的には同じ行為だと思えるのです。ただ、罪の意識は後者の方が強いかと思われます。ここで断っておきたいのは、畑山先生個人を攻撃したい、責めたい気持ちは毛頭ありません。一見するだけで、先生ご本人は見識も高く立派な人格を備えているお医者様とお見受けしました。


精子と卵子が結合していわゆる受精卵となりますが、1mmの大きさになると初めての生殖細胞、始原生殖細胞と称されるそうです。受精卵として2週間まではまだ人としては認識されない?らしく研究して良いというルールがあると話されましたが、数日後、たまたま私がイタリアの生物研究者の方にこの会の話をしたところ、中国では現に2週間以上の生殖細胞でも実験対象になっているとはっきり言われました。まあ、囚人や貧しい人の臓器の売買が日常的にある国と言われますから、人の生殖細胞、受精卵の扱いもモラルを超えたものとなっているのでしょう。


畑山医師はさらに、障害を持って生まれてくる子供達についても触れて、ダウン症の子供たちに「あなたたちは(生まれてきて)幸せですか?」とアンケートを取ると、90%の子供が「幸せだ」と答えると話され、健常者の子供は果たして同じように答えるでしょうかと投げかけられました。ここに、人間にとっての本当の幸せとは何かという問いが生まれます。幸せとは、その人が幸せと感じるか感じないかであり、その人の環境、状況ではないと思います。


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藤田みさお準教授(CiRA 上ひろ倫理研究部門)からは、iPS細胞研究の真近にいる方だけに非常に言葉に気をつけながら発言されているなという印象を受けました。この細胞の発明と研究成果により考えられる課題は、医療における格差や、元々の生殖細胞、受精卵そのものにおける操作或いはDNA操作のことでしょうか?
例えば、子供を欲しがる最初から、肉体面、知能面で優れた資質、能力を持つ精子や卵子を求める人の欲求にどう対応するのか、近未来、将来人間の親のどういう欲求の拡大があり、それに研究者や医者はどう対応するのか、すべきなのかという課題と受け取れました。かなり前、イギリスの産科医が操作した【試験管ベイビー】誕生のニュースを聞いた時も驚いたものですが、今ではそれを通り越して、【デザイナーベイビー】という名称があるくらい人の要求、欲望にはきりがありません。「生命倫理」という学問【Bioethics 】は40年前に生まれたそうですが、この先自分はさておき、隣人や自分の2,3世代先はどういう操作をした、或いはされた人の集まりになっているのでしょう。これは何もハリウッドSF映画の中の話ではありません。


お二人のお話も印象には残っていますが、個人的な感想として、この場を提供された退蔵院の副住職の松山 大耕氏が、宗教人だけに何度も「人間の幸せとは何か?」という言葉を出され、医学や倫理からの問いかけより更に真正面から踏み込んで発言されていたと思います。


副住職の最初のお話で、2006年にiPS細胞が初めて出来たとき、真っ先に講演の依頼があったのは、医学や科学界からではなく、なんとあのバチカンからだったという事実でした。旧約聖書によれば、神は全てを作った。人はその全てのものの統治者に位置する。(全ての創造主である「神」と創造物のリーダーである「人間」とのそれぞれの役割と領域はどこからどこまでなのか?神の創造物の1つに過ぎない人間は、医学や科学の発達によって神に替われるのでしょうか?) 【注】( ) 内は私の言葉です

お話のメモを頼りに書いてみますと、仏教に於いて、人の生命の判定は、
①意識がある
②呼吸がある
③体温がある

ことにあるらしい。「識」というのは仏教の概念を表し、宗教の中でも、仏教は比較的科学を受け入れる寛容なところがあると言われる。副住職は仏教のみならず他の宗教にとても造詣が深く、各界の人々とも交流を広く持たれているのがうかがえた。

前からの話のつながりは忘れてしまったが、確かアフリカでの実例で、レイプされて身ごもった女性がお腹の子を中絶したかどで処罰された事件の事で、松山氏があの有名なダライラマに質問されたそうです。その子を堕胎したことはいけなかったのか?と。ダライラマ13世は、「堕胎は悪いことだが、その子が生まれて良いのかどうかは分からない」と答えられ、次のような釈迦の若い頃の話をされたとのことです。この話は、仏教徒ならずともとても興味深い内容です。

仏陀になる前の若い青年釈迦の頃、ある日一艘の船に500人の人々が乗っていた。釈迦は霊眼がありじっと見てみると、500人のうち499人は善良な人で、ただ一人悪人がいた。その悪人は499人を殺して持ち物を全部盗もうとしているのが分かった。釈迦はその悪人を殺した、という話です。

(これこそ必要悪ではないでしょうか?堕胎は悪いことです。これを良いという人はなかなかいないでしょう。しかも、レイプされて出来た子は幸せになれないでしょうし、周囲も幸せに出来ないでしょう。釈迦は人間を殺めました。それは499人の命を守るためでした。)


副住職は、日本のあるガン専門医から聞いた話も紹介されました。海外からのガン患者に対応する中で、膵臓と肝臓を侵された患者と手術の話をしていると、「膵臓だけ手術してほしい、肝臓は(母国で)買えるから」と返事が返ってきたそうです。(なんというドライな考え方でしょう!)

妙心寺を訪れたフィリピンからの男性のエピソードも当世風で笑いを誘いました。その日はなんと雪の降った日で、その訪問者は珍しい雪に覆われた妙心寺の景色をたいそう気に入られたのか、仏教徒ではないが、「ここで結婚式は可能ですか?」と聞いてきたそうです。「出来ますよ」と副住職が答えられると、「同性でもいけますか?」と聞かれたそうです。これには聞いていた私も「へえ!!」と声が漏れました。現代はなんでもありの世界ですね。(苦笑)


松山副住職は、最後も、「お金持ちで健康な人でも不幸な人はいる」「果たして人間の幸せとは?」と問いを投げかけられていました。

以上、【iPS夜話】が催され5ヶ月も経ってこれくらいしか書けなかったのは残念ですが、参加した記念に残しておきます。


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関根勤さん• 心臓手術後の健康プロジェクト•••••【ヤマブシタケ】は「マドンナのヘアースタイル」? [医療と健康]

9月3日、朝から『サタデープラス』の番組を見ていたら、お笑いタレントの関根勤さんが出演していた。今年の6月になんと心臓手術を受けていたとのこと。しかも、2泊して退院、その翌日から仕事に復帰できたと知って驚きました。最近の医学は進んでいるのですね。

バイパス手術なら数ヶ月入院が必要
ステント手術なら2日だけ入院

というわけで、関根さんがステント手術を受ける直前の様子も紹介されていた。手術後、3ヶ月経った今の健康状態は良好らしく、舞台や好きなゴルフでもはっきりと体調、体力が改善したと本人は語る。関根さんの手術を見た視聴者からの反響や共感が多く、自分も手術を受ける勇気を貰ったという人、実は私も手術経験者だとカミングアウトする人も関根さんの周辺に現れてきたとか。


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今後の健康維持の為には、【適切な治療•定期検診】【食事】【運動】の3つの柱がポイントです。
このうちの食事について、番組では『 関根勤の長生きプロジェクト in 長野 』というレポートがあり、日本一の長寿県長野のある特産物が紹介されました。それはキノコ類に属する【ヤマブシタケ( 山伏茸 )】です。この名前は初めて知り興味が湧きました。

元々キノコ類が体に良いことはよく知られていますが、このヤマブシタケの形状や効用は素晴らしいと思いました。


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形状 : 別名『ライオンの立髪』と言われるように、あのエノキダケを縦にもっと細くしたように見えま
す。関根さんは、『マドンナのヘアースタイル』と例えていて笑えました。マドンナが初期の ヒット曲「ライク ア ヴァージン」を歌っていた頃のショートカットの金髪を確かにイメージしました。


効用 : ①「ヘリセノン」という記憶のネットワークを強化する物質を含んでいる。又、
血栓の予防から、認知症にも効くとも言われる

② 「βグルカン」という成分がガンにも効くのではと言われる

販売 : このヤマブシタケは生産される長野の地元では勿論販売されているが、日持ちが良くないので
全国的にはその品が生では販売されていない。ネットで後から調べると、粉末状にしたものと か加工品は作られていーます。やはり、値段はそれなりに高いようです。

料理方法 : チーズのような味がするそうで、人気なのは、天ぷらにして揚げる。
一番旨味が出るのは、味噌汁にいれること。

関根さん曰く、【ヤマブシタケ】があれば、「82才まで長生きして孫の結婚式が見られる気がしました」と締めておられました。

【運動】コーナーでは、背泳ぎをする、ただし、これは床にシートを敷き仰向けになり、まるでプールに浮かんでいるようなイメージで、ゆっくりと片手と反対の足を同時に上げつつ背泳ぎをする、という運動です。その型に合わせてやりましたが、中々良いなと思いました。

高齢化社会となり、健康番組は毎日のようにありますが、今回は未知の【ヤマブシタケ】という食材も知り、運動も知り、なかなか為になりました。


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子供の誤嚥とクリント・イーストウッドの応急処置 [医療と健康]

8月29日、今朝のYahoo!ニュースに、【子供の誤嚥】について以下のような記事が出ていた。

2014年の人口動態統計によると、食物やその他の物の誤嚥によって、14才以下で26人が亡くなっている。やはり、4才までの乳幼児が多く5割強を占めるが、5才以上でも5人が死亡したとあった。ここでちょっと疑問ですが、全体で26人ならば、ざっと見ても5才以上14才までは10人ほどはいるはずです。5才以上5人では数が合わないのではと、変なところで引っかかりました。これは記事を書いた方の単純ミスでしょうか?

ともあれ、今回この記事に目が留まったのは、かくいう私も誤嚥で怖い経験があるからです。


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あれは幼稚園に行く前、3~4才の頃だと記憶しています。大きな(そう覚えています)丸いあめ玉を口に含んでいた時、ちょっとした口の動きで喉に詰まらせ、どうすることもできないまま何とも言えない恐怖に包まれた体験をしました。今風に言えば、【パニック】です。場所は、家の近所にあったポンプ式の水汲み場でした。春か夏のある晴れた日の午後、日差しを照り返す足元のセメントの白さが妙に浮かびます。たまたま周囲には人がいなかったような気がします。丁度蓋をしたかのように、喉いっぱいに口に入れたばかりのあめ玉が詰まり、息をすることも吐き出すことも出来ない絶対絶命の状態です。子供ながらに、「あーっ!!! このまま死んでしまうのでは!」と声にならない声、そして「ここで死んでしまったら、親はどう思うだろう?」という思いが頭の中を巡ります。その間、実際には何十秒なのか、1,2分だったのか分かりませんが、初めて幼いながらに恐怖に包まれ【死】を意識した出来事でした。そのショック状態も運良くあめ玉が動いてくれたことでやっと助かりました。


そのことがあったためか、甘いものやお菓子が大好きな私でも、時折あめ玉を見ると、「美味しそう、だけどアブナイ、アブナイ!」と頭の中で赤信号が点滅するのです。だから、ほとんどあめ玉は買っても、まん丸い大きなあめ玉は買ったことはありません。これがトラウマというものですね。


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その後成長したのち、お年寄りがお餅を喉に詰まらせ窒息死するという記事を毎年お正月の時期によく見かけたものですが、じぶんの幼い頃の体験とは全く別の出来事のように捉えていました。あめ玉のような硬いものでないのに、何故詰まらせるのだろうと疑問でした。食べ物の通る喉がそもそも小さいことが原因で起こる子供の誤嚥からは理解できなかったからですが、高齢者と言える年令になった今、高齢者は食べ物を噛んだり嚥下する筋(力)が衰えて誤嚥を起こすのだと身をもって分かり、納得しました。
どちらかといえば昔から大食いの方で、お腹が空いた時などガツガツっと食べるやり方は今ではセーブしています。

ところで、子供にしろ、大人にしろ、目の前の人が食べ物やなにかで喉を詰まらせていたら、どうすればいいのでしょうか? アメリカの俳優、監督であるクリント・イーストウッド氏はそんな時の対処を首尾よく行った人で、一人の命を救ったと言える人物です。

あるパーティーに参加していたクリント・イーストウッド氏は、同じテーブルについていた年配の男性の異変に気づきました。その人は食べ物を嚥下出来ず喉を詰まらせたのです。クリント氏は目ざとく気付くや、背後から大きな両手を回し抱きかかえるようにくの字に曲げさせ、つかえていたものを吐き出させたのです。このエピソードはたしか1,2年前にネット上で読んだことがあります。さすが行動派のクリント・イーストウッド氏、素晴らしい!彼は手当が遅ければ死ぬ可能性もあった男性の命を救ったのですから!

今朝の記事では、乳幼児は小さなピーナツ一粒でも窒息死することがあるというから本当に注意しないといけません。そして年令にかかわらず目の前の人の誤飲に対し、救急処置を知っておくことは大事だなと改めて思いました。


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水素水はオカルト商品? [医療と健康]

成人の肉体の60~70パーセントは水分である、とはよく聞く話で、それだからこそ
毎日摂取する水(分)の質が健康そのものに関わってくるという予備知識はありましたが、
ネット上のまぐまぐニュース見出しの中に、【水素水】という言葉を見つけ読んでいくと、
無料メルマガ「アリエナイ科学メルマガ」の記事紹介をしていました。


以下、このメルマガの要点をかいつまむと

水素水が体に良いという話は、体内で発生する活性酸素に対抗できる活性水素(水素ラジカル)が良い、という話から来たそうです。

活性水素が溶けた水が体に良いというのは、確かな根拠があるわけでなく、プラシーボ効果を期待して飲むくらいなら罪がないという程度だという。
怪しいメーカーの怪しい自社実験結果はあるものの、話にならない「オカルト商品」だと言い切っていて、水素水の効用を宣伝している人(会社)、それを有り難く信じて飲み続けている人は一体なんだと思いました。オカルトさはマイナスイオンより罪深い、と言っています。


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専門の知識の無い、一庶民の私からすれば、

① そもそも水素水は水に溶けない気体である

② それをわざわざ缶入りボトルで売る理由が意味不明である

③ 人の体は、そもそも水素水が入ってきてもどうにも使う「生理的仕組み」を持っていないし、何かメリットがあるとはとても考えられない


等など、これだけのことを知るだけでも、巷での宣伝や堂々とした販売が信じられなくなりました。


このメルマガの著者は、シリーズ15万部以上の不謹慎系(?)理系書「アリエナイ理科ノ
教科書」を書いた、くられ という方です。不謹慎と付けるあたり、世間で大手を振ってまかり通っている現象や事物に真っ向から立ち向かい批判する立ち位置から名付けたのでしょうが、他にも、食品関係、薬品関係の記事も書かれていることがわかりました。

このブログを書いたのは17日でしたが、時を同じくして、なんとその日の産経新聞の14面にデカデカと水素水の広告が載っていてびっくり?

水素たっぷりのおいしい水、命の水「水素水」と銘打って、とどめはこの水素水が
300ml[×]20本で5,000円もするのです。

厚生労働省よ、何してる?


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「元気の学校」が伝える「アーユルヴェーダ」 [医療と健康]

鳥内浩一氏運営の「リアルサイト」(無料版メルマガ)を通して衣食住情報メディア「元気の学校」の内容紹介が送られてきた。鳥内氏推進のプロジェクト「元気の学校」の中味は毎回質の高い情報ばかりです。
今回は、「日本人は他のアジア諸国と比べても世界一消化力が弱い人種」ということから切り出されていた。

自分の消化力を問いかけてみると、ほとんど自信のない状態で、「体全体が温かく、食べたものが適切に消化されている」とは決して言えません。食べたものがきちんと栄養素にならないと、骨や筋肉やエネルギーに変換されず、過剰な糖やコレステロールとして血中に溜まったり、尿酸として関節に溜まります。これが「毒素」だと説明しています。

体の各部所に溜まった毒素はその部位を冷やし、正常な機能の妨げとなり、更に消化力を弱め悪循環の罠にはまる、と言われると成程と思いました。元から振り返れば、下半身が重症ではないにしろ冷え性の傾向があります。台湾で足つぼマッサージを受けた時、女性マッサージ師が少々ガサガサした私の足のかかとに触れるや否や、「新陳代謝(が悪い)!」といったことが頭に浮かびました。


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「毒を溜めない生活」、つまり、正しいデトックスを追及すると、インド5000年の知識が伝える「アーユルヴェーダ」にたどり着くというのです。この「アーユルヴェーダ」なる名称は、エステやマッサージ関係で何度となく見たり聞いたりしますが、具体的には何を意味するのか知らないままでした。インド古来の何かしら神秘的な術?かなと想像するくらいです。

そもそもこの意味は、「アーユス」=生命 と 「ヴェーダ」=知識・科学 という2つのサンスクリット複合語らしい。インドでは、「アーユルヴェーダ」の医師の資格は国家試験であり、世界三大伝統医学の一つだと言います。(他の2つが何かは即答できませんが)

「アーユルヴェーダ」による消化力「アグニ」を高めると、代謝力も免疫力もアップするというのですから興味が自ずから湧いてきます。消化力が悪化すると次の5つの症状が出てくるそうで、私の場合、×または△は3つもあり、ガックリ!!

・ 目の前のものごとを処理する力が弱まる
・ 人に何か言われると、すぐ落ち込んでなかなか立ち直れない
・ 書類の内容を、目では追っているのに、頭に入ってこない
・ 何を食べても味がしない
・ 無気力で起き上がれない

これらは「鬱」の症状だと言われ、またびっくり!! いつからなのか自分でもはっきりは分からないがかなり経ちます。特に一年前あたりからこの症状が改善されていませんでした。こんな心と体からのサインを「これも年齢のせいか、老化現象か」とひとくくりにして、半ば諦め始める傾向がありました。しかし、老化現象そのものを推し進めるのも、消化力の減退・毒素の溜まりにあると知ることは大事で、心身共に正しい選択ができたら今より豊かな生活に変化することでしょう。


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メールの最後のところで、「アーユルヴェーダ」医療の分野で日本で最も活躍しておられる医師、蓮村誠医師の印象深い体験談が書かれていました。(原文要約)先生が大学病院で病理解剖をされていた時、霊安室で対面された一人の“美しい”老婦人の話です。

その方は肌に張りがあり、つやつやされていた。表情も安らかで凛としたものを感じられたそうです。

人間の女性の脳の重量は、ピーク時の平均で1200gだそうですが、その方の脳重量は1240gもあり、肉眼的にも顕微鏡でも萎縮や傷害はない素晴らしい状態で、脳組織は50才代、いや40才代に匹敵するものだったそうです。その女性は、な、な、なんと!105才の人でした!その方の亡くなり方も朝食の最中にふっと意識を失うようにして永眠された“美しい”死に方だったそうです。

蓮村先生にとって、それは人間の可能性に触れることができた瞬間だったと言われています。人をふけさせているのは年齢による老化ではないと私たちに教えてくれる本当に尊いお話を今回のメールで知ることができました。「アーユルヴェーダ」の詳しい内容と実践方法を知りたいものです。


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